歯科医は口の中=歯や歯ぐきの病気の治療だけをやっていればいいのでしょうか。もちろん、多くの方が、むし歯をはじめ、口の中の不具合を回復させるために来院されますが、その方のほかの病気が口の中の菌が原因だとわかったとき、「歯科医は歯が専門だから」といって知らんぷりしていてもよいとは思えませんでした。
最近になって、多くの内臓疾患などが口内の歯周病菌が起因しているという事実が発表されると、ひとりの歯医者として私は考えました。
歯の治療を専門とする歯医者といえども、患者さまの健康を守る責任があります。
これまでも、「歯や口の中の状態は全身の健康に関わっている」と感じていました。しかも、直接的に歯周病が全身疾患に影響を及ぼすと知ったからには、歯周病を治すことで全身疾患にかかるリスクを下げられるなら、将来にわたってその患者さまの健康を守る一助になるのではないか……と。
そこで、歯周病の検査を治療、予防をシステマティックにできる〈バイオデントキュア〉を導入し、ひとりでも多くの患者さまにご利用いただき、目の前の歯周病とともに、さまざまな全身疾患への可能性の芽をいまのうちに摘んでおいていただきたいと願っています。
歯周病に思い当たる節のある方、これからインプラントや入れ歯をお考えの方は、ぜひ一度、ご相談ください。